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手りゅう弾を手にした15歳のジャナ・ミリシア
の少年。彼らは皆、腰に巻いた布のなかに
手りゅう弾をもつ。
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ジャナ・ミリシアの“ラヤン(18歳)”
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ジャナ・ミリシアの女性。普段は仕立ての
仕事をしている。

祭りのあと、一人でリーダーを待つことにする

(写真右:村対抗の綱引きをするガルティガウン村の村人)
ジャナバディ・メラ3日目の午後、バレーボールの決勝戦が終わると、各村対抗の綱引きが始まった。マオイストも混じって、泥まみれのゲームが続く。

夕方になると、下のほうから霧が立ち昇ってきた。山頂があっというまに雲に包まれて見えなくなる。日も沈んだ午後6時すぎ、表彰式が始まった。踊りやゲームで優秀なチームに賞金が与えられる。最後に、新しく入党したマオイストが次々と名前を呼ばれて、“サンバト”の手から額に赤い“アビール”という粉がつけられた。表彰式が終わると、他の村から来ていた村人たちは、太鼓を鳴らしながら帰っていった。

すっかり暗くなってしまい、ガルティガウン村に戻ることは無理と判断した私は、マオイストの“プラカシュ”らの勧めもあって、コルチャバン村にもう1泊することにした。ダン郡のゴラヒからここまで同行してきた日刊紙記者のウダヤは、この日の朝、ここを離れて帰路についていた。

日刊紙という仕事上、長期間留守にすることができないことと、今回の取材の目的であるサントス・ブラ・マガルとの会見までにまだ時間がかかりそうなことから、一足先に帰ってもらい、私一人で滞在することにしたのである。これまでのところ、マオイストは十分に協力的だった。「必ずリーダーと会わせるから、任せておけ」という彼らの言葉を信じることにした。