昔ながらの分銅秤。
「米はいくら?」
「1200ウォンよ」
の音声が記録されている。


水害から一息つけたためか、商売をする皆さんの表情は明るい。
自力で稼ぐというのは楽しいのだろう。
映っているのは平壌の物流の最末端の光景だが、庶民たちが活発に取り引きしている様子がうかがえる。
楽浪地区は平壌の中心に位置するアパート街なので、比較的裕福な階層が多いと思われる。

表通りに向かう。
こちらでは何か食べ物売っている。メニューは不明。
ポリタンクとペットボトルが見える。酒を売っているのだという。

カメラはくるりと向きを変えた。
アパート街から出てバスと路面電車の停留所の前にいることがわかる。
夕刻の退勤時間になったからだろう、人出が多い。
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