![「パンディ」と呼ばれる中国系ムスリムの人たちが集う「清真寺」。清真寺とは、中国圏ではイスラム寺院(モスク)の総称である。建物の入り口には中国語で「(イスラームが)いまも昔も一番正しい教え」と書かれてあった。礼拝の時間、ムスリムたちが、静かに祈りをささげていた。(ミャンマー中部マンダレーにて4月撮影・宇田有三)](https://www.asiapress.org/apn/wp-content/uploads/2014/05/20140517_Uda01.jpg)
ミャンマー(ビルマ)中部の都市、マンダレーの中心部。その一角に建つ清真寺は、イスラム寺院(モスク)だ。
金曜日の午後、礼拝の時間になると、地元の中国系ムスリム(イスラム教徒)が次々と集まってきた。
スピーカーからは、アラビア語で「神は偉大なり」と、厳かな声が響き渡る。
![1868年に建てられたマンダレーの「清真寺」(モスク)。アラビア語、中国語、ビルマ語が並ぶ。(ミャンマー中部マンダレーにて・4月撮影・宇田有三)](https://www.asiapress.org/apn/wp-content/uploads/2014/05/20140517_Uda.jpg)
中国系のムスリムは「パンディ」と呼ばれ、人口6000万人のミャンマーに、3~5万人いるといわれる。
寺院のなかでは、男性たちがひざまづき、メッカの方角に身を向け、静かに祈りをささげていた。
【マンダレー・宇田有三】
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