イスラエルで兵役拒否を宣言した若者たちの抗議集会=2024年8月、テルアビブ郊外で(川上泰徳撮影)

イスラエルによるパレスチナ・ガザ地区攻撃による死者数が6万人を突破した。うち子供と女性の死者が3分の2である。イスラエルの暴力の異常さを物語っているが、攻撃は今も続いている。

なぜイスラエルはジェノサイド(大量虐殺)を止めないのか? イスラエルの目的は何なのか? 一方でイスラム組織ハマスの戦略とは何なのか? 「ガザ戦争」を考える報告会が、9月5日大阪で開かれる。

報告者は中東ジャーナリストの川上泰徳さん。川上さんは朝日新聞記者として長年、中東情勢を取材。2015年に退職後も精力的に中東現地に通っている。昨年7月にはパレスチナ・ガザ地区と同じく「壁」で分離されたパレスチナ・ヨルダン川西岸地区を1カ月取材している。

【日時】 9月5日(金)18:30~20:30
【場所】 大阪市立住まい情報センター5階研修室 (大阪市北区天神橋6丁目4-20)
入場無料 (会場カンパ) 定員70名 予約不要で入場は先着順。

主催:ガザの未来を考える市民の会
※連絡・問い合わせはgazanomirai@gmail.comまで。

報告者 川上泰徳
中東ジャーナリスト 大阪外国語大学アラビア語科卒。元朝日新聞記者。カイロ、エノレサレム、バグダッドなどに駐在し、パレスチナ紛争、イラク戦争、「アラブの春」などを現地取材。パレスチナ報道でボーン・上田記念国際記者受賞。 2015年からフリーランス。著書に「ハマスの実像」(集英社新書)、「シャティーラの記憶 パレスチナ難民キャンプの7 0年」(岩波書店)、「イスラムを生きる人びと」(岩波書店)、「中東の現場を歩く」(合同出版)、「戦争・革命・テロの連鎖 中東危機を読む」(彩流社) など。

 

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