(1)イラクの一般家庭の台所は広い。お湯も出る。断水するので桶に水をためてある。

 

玉本英子 現場日誌
5月4日 バグダッド
ブリヤニは、具たくさんの炊き込みご飯。西アジアでもビリヤニという名でそれぞれの炊き込みご飯があるので、イラクの独自の料理といえないかもしれませんが、イラクでは誰もが知るポピュラーな料理です。

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ブリヤニのつくり方(5、6人前)
材料
米4合 ---インディカ米(いわゆるパサパサした細長いお米)
ジャガイモ --- 大3個
とり肉  ---300グラム
干しレーズン --- カップ一杯(お好みで)
コショウ -------- 子さじ半分(お好みで)
コンソメ     -------- 3カケラ
1センチぐらいの長さに切った細めのスパゲッティ--------手のひら2杯分
1:具 具をつくる。とり肉をゆがいて、ひとくちサイズ(1.5センチ程度)に手で細かくちぎる。ジャガイモはさいころ状に切り、油で揚げる。干しレーズンは小さじ一杯の油で炒める。
2:米を炊く 細かく切ったスパゲッティを大さじ5杯程度の油で炒め、その上に米を入れ、再び炒める。水4カップを加え、コンソメ3カケラを入れる。かき混ぜながら、コショウを入れ、ふたを閉め、中火で炊く。
3:蒸らす 炊き上がった米に具(ジャガイモ、とり肉、干しレーズン)を入れて軽くかきまぜてから、ふたを閉め、蒸らす。
※ 豪華版になると、小さなミートボールが入っていたりする。家庭によって具の内容は変わる。

(2)イラクでは米を炒めてから、水を入れる

(3)米がつぶれないよう、ささっとかきまぜる。

(4)とり肉をゆがいた出汁で、スープもつくりました。塩を少々入れただけで十分美味しい。トマトときゅうりは細かく切って、レモンにオリーブオイルをたらす。

 

【バグダッド・玉本英子】

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