◆エルサレム、西岸では緊張続く

12月6日、トランプ米大統領は「エルサレムをイスラエルの首都として正式に認める」と発表した。エルサレムにはユダヤ教、イスラム教、キリスト教の聖地があり、イスラム教徒が多くを占めるアラブ諸国や、地元のパレスチナ人らから強い反発が出ている。30年間パレスチナの女性や子どもたちを取材し続けてきたフォトジャーナリストの古居みずえ(アジアプレス)が現地に入った。2回目。

数日後にクリスマスを控えているが、エルサレムのキリスト教地区などでクリスマスツリーを見るぐらいで、クリスマスの気配が薄い。ヨルダン川西岸の パレスチナ自治区ベツレヘムでは、トランプ米大統領が「エルサレムをイスラエルの首都 」と認定したことに抗議するため、市長の命令によりクリスマスツリーの点灯が消された。(21日撮影・古居みずえ)

20日に予定されていたペンス米国副大統領の訪問が延期になったが、エルサレム、西岸は緊張、イスラエル軍によって道路が封鎖された。バスの中から撮影。(21日撮影・古居みずえ)

イスラエル軍によって道路が閉鎖され、バスはリターンするスペースがなく、前に出ざるを得なかった。兵士は血相を変えて銃を向けてきた。運転手は説得しようとするが、なかなか通じない。降りようとするとさらに銃を突き付けてきた。アラビア語を話す兵士がいたのでやっと話が通じた。日常茶飯事だがちょっとしたことで命がかかってくる。(21日撮影・古居みずえ)