空爆が激化するなか、女性の多くは家やシェルターのなかにとどまっているという。写真は2月上旬の東ゴータ。(ダマスカス近郊、東ゴータ・サクバ2月6日アブドゥル・アルバセッド撮影)

◆「住民犠牲の軍事作戦を止めて」

Q:子どもの通う学校はどういう状況でしょうか?

アブドゥル・アルバセッド:この地区では、3か月前に学校が一時閉鎖されることになりました。アサド政権が学校も標的とするからです。ですから今年に入って、この地区では授業をしている学校はありません。この間、学校は狙われ、また教師も空爆の犠牲となりました。

Q:女性や子どもたちはどうしていますか?  

アブドゥル・アルバセッド:女性は家やシェルターのなかにとどまる人がほとんどです。しかし中には救急活動や医療支援に従事する女性もいます。子どもはもちろん、家やシェルターのなかに退避し、外に行くこともできません。ジャーナリストやカメラマンの活動も困難で、現場を取材したり、写真を撮ろうにも、空爆があるため危険を伴います。

Q:日本を含む国外の人たちに伝えたいことはありますか?

アブドゥル・アルバセッド:この地区に対する軍事作戦が開始され、昨日以降、24時間のあいだに100人以上がここで殺されました。私もいつまで生きていられるか…。国際社会がアサド政権とロシア軍が軍部隊の作戦を止めるよう働きかけるよう求めたいです。(続きを読む>>>)

18日以降、空爆が激化、住民に多数の犠牲があいついでいる。「市民のいる住宅や施設が狙われている」とアルバセッド氏は話した。(ダマスカス近郊、東ゴータ・サクバ2月6日アブドゥル・アルバセッド撮影)

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