イラク北部アルビルで「シリアでの戦闘停止を願う子どもマラソン大会」がおこなわれ、子どもたち250人が2キロを完走、シリアの子どもたちの無事を祈った。マラソンにはイラクだけでなく、シリアから避難してきた子どもも参加し、願いをひとつにした。(2012年7月18日・撮影:玉本英子・アジアプレス)

 

◆玉本英子現地報告

18日、イラク北部アルビルで、「シリアでの戦闘停止を願う子どもマラソン大会」がおこなわれ、地元の子どもたちが隣国シリアの子どもたちへの思いをひとつにした。
主催したのは地元NGO団体で、イラクの子どものほか、シリアから避難している子どもら250人が参加、全員が2キロを完走した。

マラソンに参加した中学生ソリア・ペシャワさん(13)は「私も(イラク)戦争を経験したから、子どもたちがどれほど恐怖のなかにいるか分かる。殺し合いはすぐにやめてほしい」と話した。

イラク人のソリア・ペシャワさん(13・写真右)とシリアからの避難民ソズビーン・モハメッドさん(14・写真中)。「殺し合いはすぐにやめてほしい」と訴えた。(2012年7月18日・撮影:玉本英子・アジアプレス)

 

ソズビーン・モハメッドさん(14)はシリア・カミシュリからの避難民。「シリアの親戚に電話したら『爆弾で死ぬかもしれない。街から出たい』といわれた。心配で眠れない」と不安げな表情をみせた。
シリアでは政府軍の弾圧などで多数の市民が犠牲になっており、イラクに避難するシリア人が急増している。
【イラク北部アルビル 玉本英子】