◆食用油、醤油、味噌…7品目を調査

次に、食品の価格を見てみよう。食用油や醤油、味噌など7品目について国営商店での販売価格を調査した。両江道と咸鏡北道で価格の差はなかった。

2026年5月に調査した国営商店の食品価格。(アジアプレス調査)

取材協力者によると、今年2月頃からロシア産の食品、大豆、豚肉が大量に輸入され、国内でも流通しているという。「ロシア産は価格が安く、品質も味も良いため好まれている」と話す。ロシア産のバターやチーズなどの乳製品が売られているという報告もあった。

北朝鮮の代表的な副食物のひとつが大豆だ。その大豆さえも1キロ3万5000ウォン、つまり1ヵ月分の労賃に匹敵する価格だ。これだけのハイパーインフレが進行する中で、北朝鮮住民にどれほど購買力があり、どのように食べて生活しているのか? それについては連載の後半で、あるモデル家族の家計簿を例示しながら説明したい。

※アジアプレスでは中国の携帯電話を北朝鮮に搬入して連絡を取り合っている。

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北朝鮮地図 製作アジアプレス

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