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【イラク軍に同行、バグダッド西部・アーメル地区を取材中】

玉本英子 現場日誌
バグダッド~宗派抗争の最前線で
バグダッドへ入った。イラク軍のある部隊に従軍している。
従軍は、かなりの危険をともなうということで、いくつもの複雑な手続きをへて、ようやく取材にこぎつけた。常時、防弾チョッキとヘルメットを着用するよう言われた。
バグダッドの西側、西部カローク側は治安悪化が著しいということだったが、
シーア派とスンニ派が混住地区のなかでも、宗派抗争が先鋭化している地区に入ると、厳しい現実をいくつも目の当たりにした。
これまで近隣としてお互い行き来していた人が、今では宗派が違うという理由で、地区に入ったり、通りを歩いているだけで、撃たれるという状況だ。
さらに行政機能はストップし、人びとは次々と街を逃げ出している。残った人びとの顔は疲れ果て、怒りと悲しみが街を覆っているようだった。