トルコの国営アナトリア通信は18日、シリアの主要反政府勢力である自由シリア軍が、同国のアサド大統領に2500万ドルの懸賞金をかけたと報じた。
自由シリア軍のアフマド・ヒジャーズィ司令官は、アサド大統領の生死は問わず、その身柄を引き渡した者に2500万ドルの報奨金が支払われると同通信社の記者に語った。

同司令官はさらに、この報奨金は、アサド大統領の側近や近親者に、同大統領の殺害や引渡しを促すことが目的だと述べた。
この報奨金は、自由シリア軍を支援するシリア内外のシリア人資本家らのグループのよって支払われるという。ヒジャーズィ司令官は、「身の安全のため、これらの資本家たちの身元を明かすことは出来ない」としている。

欧米諸国とともに、サウジアラビアやカタールをはじめとするアラブ諸国が自由シリア軍を支援しており、アメリカ国務省も8月1日、シリア反体制派への支援のため、殺傷能力を伴わない分野で2500万ドルを拠出する用意があると発表している。【大村一朗】