ドリートさんは日本の大学で学んだことのある日本通だ。京都はエルサレムと似ていて大好きだという(西エルサレム 2018年5月撮影・古居みずえ)

 

日本ファンのドリートさんは兵役を終えた後、自分が日本語や日本の文化をどれだけ好きかに気づき、大学で勉強しただけでなく、日本に留学までした。そんな彼女にとって平和とは?2回目。(エルサレムにて取材・古居みずえ・アジアプレス)

2回:ドリートさん(ヘブライ大学卒業生 20代)

◆イスラエルの若者は、兵役を終えてから大学へ

ドリードさんは日本好きのイスラエル女性だ。イスラエルの若者は、男性は3年間、女性は2年間の兵役を終えてから大学へ行く。ドリートさんは兵役を終えた後、自分が日本語や日本の文化をどれだけ好きかに気づき、大学で政治学とアジア研究を専攻することに決めたという。2017年には自分の通うイスラエルの大学とつながりのあった同志社大学に留学し、日本語を一年間勉強した。日本へ行ったのは初めてで、やりたいことがたくさんあった。日本語を勉強すること、日本の人々と過ごすこと、日本食を楽しむことだった。学んだ大学のある京都のすべてが好きだという。

「京都はエルサレムと似ているところがあります。歴史のある場所、神聖な場所があるところなど」

2018年5月、今年はイスラエルにとって建国70年目だった。若者はどのように過ごすのか、私はドリートさんに聞いた。

イスラエルの建国記念日に嘆きの壁で遊ぶ子どもたち(東エルサレム 2018年4月撮影・古居みずえ)

 

◆「イスラエルも長い間苦しんでいる」

「テルアビブに行ったり、バーベキューパーティーをしたり、テレビの特別番組を見ます。私たちイスラエル人にとっては、毎年が大切な記念です。イスラエルが独立を宣言してから、たくさんの戦争やテロ攻撃、パレスチナ人や他の周辺諸国とのたくさんの問題がありました。だから私たちにとってはとても特別なのです。自分たちの国がまた1年過ごせたということが大切なのです」

アメリカ大使館のエルサレム移転のことについては、これからイスラエル人を標的にしたテロ攻撃が起こるかも知れないし、パレスチナ人の怒りが、次のインティファーダ(民衆蜂起)を起こすかも知れないと心配する。

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