「もう一日泊っていけ」――金総書記が「南の大統領はそんなことも一人で決められないのか」と嘲笑気味に言い放った会談のショットである。北側が演出した「サプライズ」だったように思われるのだが、結果的に政治文化の未成熟さをさらして、金総書記は評価を下げることになった。(2007年10月 韓国青瓦台H Pより)

「もう一日泊っていけ」――金総書記が「南の大統領はそんなことも一人で決められないのか」と嘲笑気味に言い放った会談のショットである。北側が演出した「サプライズ」だったように思われるのだが、結果的に政治文化の未成熟さをさらして、金総書記は評価を下げることになった。(2007年10月 韓国青瓦台H Pより)

 

平安南道 「南朝鮮は、大統領を人民が選ぶが……」3 取材シム・ウィチョン
韓国は人民の大統領
シム:盧武鉉の訪問についての韓国の報道を聞きましたか?
ドン:さあ、怖くて……。だけどこんな話を人から聞いた。
将軍様が盧武鉉に向かって「もう一日だけ泊まっていけよ……」って言ったらしい。すると、盧武鉉が、「私たちは、もう一日いることはできない」と。それで将軍様は「えっ……大統領がどうして自分の一日くらい作れないのか?」と言ったっていう報道が韓国で出てたそうだね。

将軍様は自分がやりたければなんでもできるが、南朝鮮は人民の大統領なので、勝手にはできないんだろなあ。
そういえば、将軍様は独断主義者で、自分の腹違いの兄弟……つまり、首領様の後妻の子どもの、あの頭のいい平一(ピョンイル、異母弟の金平一をさす)を押さえつけて放り出してしまったというしな。

シム:うーん、みんな韓国の報道を手に入れてるんですね。
ウォン:保安員(警察)や保衛員の連中が、韓国の報道をこっそり聞いている人たちから回してもらってるんだよ。それが、俺にも漏れ伝わってきたんだ。
やつらはそれを、金儲けのねたにもしている。「お前、これがばれたらただでは済まないぞ」って。そうやってドル(わいろ)をせしめているわけだ。韓国のテレビを見ている連中も多いよ。(編集部補注 韓国のテレビをどのようにして見ているのか不明。)
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