マシュハド・フェルドゥーシ大学のペルシャ語クラスで。後ろ中央に西垣さん。(2017年11月撮影・西垣さん提供)

 

昨年8月、ペルシャ語向上のためと、イラン・マシュハドの大学に語学留学。3カ月間、みっちり勉強に励んだ。82歳の留学生は大学初で、女子学生たちが物珍しさに見に来た。「孫のような年齢の女性たちと机を並べて、パワーをもらったわ」。優秀な成績の学生たちなのに国内には仕事が少なく、みんな国外で働きたいと話していたことが印象に残ったという。

イラン留学も終え、「やりたい事は、やり尽くした」と話すが、これまでアフガニスタンやイランで撮ってきた写真展の話などが入ってきている。西垣さんはまだまだ止まらない。

(※本稿は毎日新聞大阪版の連載「漆黒を照らす」2018年1月30日付記事に加筆修正したものです)

【関連記事】
<シリア>トルコ軍機が北西部アフリンに空爆開始 地元住民らに聞く
<スイス>安楽死、家族の苦悩・ある女性の「選択」(玉本英子)
【解説】イスラム国に包囲されるシリアのクルド人(1)

★新着記事