イラクでは20~30年前に建築された学校の老朽化が進む。当時、粗悪な建材や古い設備が使われていたため破損も多い(アルビル・IVY提供)

◆イラク戦争から15年 これからが本格的な復興へ動くとき

会合では修復後の維持管理についても話し合われた。イラクではこれまで、日本のように教室を生徒が掃除する習慣はなかった。これらの維持管理について、学校に携わる者全員で取り組んでいこうという前向きな意見もあったという。

IVYイラク担当の武田めぐみさんは「イラクは昨年やっとIS支配から解放された。イラク戦争から15年が経ち、これからが本格的な復興へ動くとき。今後も適切な形で支援を継続したい」と語った。

補修工事が行われる学校のひとつ、ハルマット男子高校1年のオベダくん(中央)はイラク西部アンバル県からの国内避難民。「安心して学校で勉強できるのが嬉しい」という。(3月13日アルビル:ワシーム・ジョージ撮影)

アルビルでの学校修復事業についての会合には各学校から教員らも参加した(3月8日アルビル:ワシーム・ジョージ撮影)