日々の生活に必要なスーパーや食料品店はあけているが、コロナの予防のためにマスクをし、アルコールを用意している。(9月下旬 ガザ市 ガザ住民撮影)

◆市場は封鎖 それでも生きるために屋台を開く者も

野菜と食品の日常生活用品に関して、自治政府はこれらの必要に対応するようにいくつかの店を開くように割り当てている。ただし、全員がコロナの予防のため、社会的距離を保ち、商店主もお客もマスクをし、アルコール消毒を遵守することとしている。

外出禁止令により市場は完全に閉鎖された。それでも一部の人々は生きていくために家の近くや路上で野菜や果物を販売している。(9月下旬 ガザ北部 ガザ住民撮影 ※写真の一部をぼかしています)

ガザでは若者の失業率は70%を超える。路上で野菜や果物を販売している人も多い。外出禁止令により市場が完全に閉鎖され、商売をしていた人たちは仕事ができなくなった。生きるため、家の近くや路上で野菜や果物を販売する屋台を出す人もいる。

9月、道路は警察によってコンクリートの塊が置かれるなどで封鎖されていたが、10月になって道路封鎖は緩和された。行きかう車はパレスチナ警察がチェックしている。(9月下旬 ガザ市 ガザ住民撮影)

◆道路封鎖は一部緩和したが…

ガザ地区はコロナ感染者が出てから、5つの行政区に分けられ、外出禁止令が出された。今では一部の地域は解除されているが、学校やモスクは依然、閉じられたままだ。

道路は警察によって封鎖されていたが、10月始めに道路封鎖は緩和された。行きかう車はパレスチナ警察がチェックしている。

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