◆不審な転落死相次ぐ

3月21日、ヤンゴン市ミンガラタウンニュン区のアパートにあった慈善団体「We Love Yangon」の事務所を軍・警察当局が捜索した際、住人の女性(34歳)が6階から転落して死亡した。近隣の住民は、「5発ほど銃声が聞こえた後、叫び声が聞こえた。」と証言している。誤って転落したのか、突き落とされたのか、自ら飛び降りたのか、真相は不明のままだ。

5月9日にも、ヤンゴン市郊外の高層マンション地区『スターシティ』で、当局が捜索に入って13人を拘束した際、医師の男性(30歳)が上層階から転落死する事件が起きている。

ミャンマー国内で抵抗運動への支援を続けるザマニーさん(43歳)は、「これまでの転落事件は、突き落とされたのか、自ら飛び降りたのか、はっきりとは分からない。しかし、今回の事件は、当局の無線内容からも、若者たちが自ら飛び降りたのはまちがいない。拘束後の厳しい拷問で自白を強いられ、他の仲間を危険にさらすことを避けるためだったにちがいない」と語った。