大村一朗 テヘランの風~経済大改革に挑むイラン 静観する市民(1) 2011/01/29
APN_iran_banner020_tehran

【紙のように薄いナン「ラヴァーシュ」。小麦の補助金カットにより、一枚あたりの値段は300リアルから1000リアル(8円)に値上がりした】(撮影:大村一朗)

【紙のように薄いナン「ラヴァーシュ」。小麦の補助金カットにより、一枚あたりの値段は300リアルから1000リアル(8円)に値上がりした】(撮影:大村一朗)

チュニジアでの政変が、エジプトやアルジェリアなど他のアラブ諸国に飛び火している。これらの国の騒乱は、長期に渡る独裁的な政権の存在と、ひどい経済状況が要因とされているが、すべてが当てはまるここイランでは、暴動への警戒はおろか、むしろ時勢に逆行するかのような大胆な経済改革が進められている。

昨年12月からイランでは、「補助金の目的明確化法」と呼ばれる経済改革法が施行されている。海外メディアで「補助金カット法」と呼ばれるもので、各種燃料や光熱費、パン等の価格を安く抑える為に政府が支出していた補助金を段階的に廃止し、その分を住宅、雇用等の問題や、新規開発プロジェクトに充てるというものだ。2回へ>>

続きを見る...

<テヘランの風>記事一覧