20150730_APN_mosul620A

「逃げられるものなら逃げたかった」
武装組織「イスラム国」(IS)の司令官(アミール)をいとこに持つアリ・ハラフ(26)は、イラク北部モスルの出身。イラク政府の治安部隊に何度も拷問を受け、その恨みから自分もISの戦闘員になることを決意した。ジハード(聖戦)を信じた彼だったが、いざ前線へ入ると恐怖で体を震えたと言う。クルド部隊ペシュメルガとの戦闘で拘束されたアリに、治安当局の施設内で直接話を聞いた。【取材:玉本英子】

◆前線に出る時、どう感じたか?
アリ:正直言って怖かった。ただISの戦闘員になるとき、決意表明していたから戦った。「死んだら天国へ行けるから恐れることはない」と口にはしたが、やはり現場に出ると恐怖で体が震えた。逃げられるものなら逃げたかった。他の戦闘員もそうだったと思う。

対空砲を積んだ車両でモスル市内を走るISの防空大隊。戦闘員は外国人と思われる。モスル IS映像より

対空砲を積んだ車両でモスル市内を走るISの防空大隊。戦闘員は外国人と思われる。モスル IS映像より

続きを見る...

<<<イラク>「イスラム国」戦闘員インタビュー1 へ「イスラム国」戦闘員インタビュー3 へ>>

<玉本英子のシリア報告><玉本英子のイラク報告>