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ジンバブエのマシンゴにあるグレートジンバブエ遺跡を訪れたときのこと。
遺跡の入り口で記念写真を撮っている家族がいた。
よそ行きというか、せっかくだからと新調されたGジャンとスラックスをまとった男の子。スーツでキメた母親は、完全によそ行きモード。

履いている靴は、ちょっとヒールが高め。父親はよれよれぎみのシャツとスラックス姿だが、カメラを構えた顔は満足そのもの。妻と子供を、出くわした野生の猿と一緒に写真に収めようとしていた。

撮影が終わるのを見届けて、声をかけてみた。父親は教師で、他の教師仲間の家族と連なって、遺跡を見に来たとのこと。確かに、周りで記念写真を撮っている家族が他にも数組いる。それぞれに心行くまで写真を撮り終えると、ボディがへこんだワゴン車に、バタバタと乗りこんで去っていった。

いくらなんでもなオーバーサイズのGジャン。遺跡を見に来たのにハイヒール。お父さんのシャツだけクタクタ。なんだかちぐはぐだけれど、特別なこの日を楽しもうとの思いが満々。お父さん方は相当にがんばったであろう、お出かけの風景だった。