山にある聖塔の中で祈りをささげるヤズディ男性。親族の多くがいまも行方不明と話した。（2014年９月、イラク・ニナワ県シンジャル山・玉本英子撮影）
聖塔の中。住民たちが代々受け継いできた聖塔も、ふもとではイスラム国によって爆破され、破壊されている。（2014年９月、イラク・ニナワ県シンジャル山・玉本英子撮影）
シンジャル山で住民を防衛するヤズディ教徒のシンジャル反撃隊（ＹＢＳ）。クルド組織、人民防衛隊（ＹＰＧ）の支援のもと結成された。部隊は臨戦態勢で、山に近づこうとするイスラム国の動きを警戒していた。８月にイスラム国に町を制圧された際、少女を含む千人を超える女性たちが集団でバスに乗せられ拉致されていった。のちに女性たちは戦利品や「奴隷」としてイスラム国戦闘員などの間で分配される。男たちは妻や姉妹、親戚の女性たちを守れなかったことを悔やんでいた。（2014年９月、イラク・ニナワ県シンジャル山・玉本英子撮影）
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