【リ・ハナ】 (리하나)
北朝鮮・新義州市生まれ。両親は日本からの「帰国事業」で北朝鮮に渡った在日朝鮮人2世。中国に脱出後、2005年日本に。働きながら、高校卒業程度認定試験(旧大検)に合格し、2009年、関西学院大学に入学、2013年春、卒業。現在関西で働く。今年1月刊行の手記「日本に生きる北朝鮮人 リ・ハナの一歩一歩」は多くのメデイアに取り上げられた。

 

日本に生きる脱北者知って >>
日本入りした脱北者として初めて大学を卒業したリ・ハナさん。撮影:金慧林北朝鮮に生まれ、日本で第二の人生を歩む「脱北者」リ・ハナさん(30)が出版した著書が静かな反響を呼んでいる。『日本に生きる北朝鮮人 リ・ハナの一歩一歩』。ハナさんはこの春、関西学院大学(兵庫県西宮市)を卒業予定の4回生。日本に暮らす「脱北者」は実は200人以上。その存在を知り、理解してほしい――。切なる思いをハナさんは、この本に託している。(2013.2.28 栗原佳子/新聞うずみ火)

【会員版 連載】「私、北朝鮮から来ました」~若き脱北女性 リ・ハナの半生~

在日朝鮮人帰国者の娘として、北朝鮮・新義州(シニジュ)で暮らしたリ・ハナの甘くも酸っぱい青春の日々。一転、政治的な問題が発生して中国に逃れた後の、自殺も覚悟した苦難の毎日。

2005年に日本入りを果たしたリ・ハナは、戸惑い、悩み、焦りながら 自立と定着のために格闘します。そして苦学の末、大学を受験し、脱北者として日本で初めて大学生となりました。

リ・ハナ自身の波乱万丈の青春だけでなく、外の世界に出た北朝鮮人から見た「祖国」の姿、そこに生きる人びへの懐かしさと愛情も、彼女自身の言葉で訥々とつづります。きっと、隣国・北朝鮮に暮らす人々に対する理解の一助となることでしょう。


辛淑玉 X リ・ハナ 北朝鮮青春対談 (全6回)
北朝鮮に生まれ、中国に脱出後、2005年に日本にやってきた「北朝鮮人」リ・ハナさんと、東京生まれで東京育ち、朝鮮学校に通ったこともある在日コリア
ン3世の辛淑玉(シン・スゴ)さん。生まれも育ちも違う2人には意外な共通点が...。北朝鮮の青春、友情、恋愛、夢とは。
■ 辛淑玉 X リ・ハナ 北朝鮮青春対談1 ~朝鮮学校での苦い思い出
■ 辛淑玉 X リ・ハナ 北朝鮮青春対談2 ~北朝鮮でモテる男子って?
■ 辛淑玉 X リ・ハナ 北朝鮮青春対談3 ~北朝鮮で「好き」ってどう伝えるの?
■ 辛淑玉 X リ・ハナ 北朝鮮青春対談4 ~今どきの日本の若者像
■ 辛淑玉 X リ・ハナ 北朝鮮青春対談5 ~「北朝鮮」って聞くだけで辛かった
■ 辛淑玉 X リ・ハナ 北朝鮮青春対談6 ~ミーハーが一番!

<脱北者に聞く北朝鮮>リ・ハナさんインタビュー (全7回)
昨年12月に長距離「ロケット」を発射してから今日まで、北朝鮮は国際社会を緊張させ続けている。このような状況を、日本に暮らしている脱北者のリ・ハナさんはどう捉え、何を感じているのか。(2013.4.17 取材・整理 南正学)
■ <脱北者に聞く北朝鮮>リ・ハナさんインタビュー1
■ <脱北者に聞く北朝鮮>リ・ハナさんインタビュー2 住民意識は「戦争しても勝てない」
■ <脱北者に聞く北朝鮮>リ・ハナさんインタビュー3 辛い事ありますが受け入れてくれた日本に感謝
■ <脱北者に聞く北朝鮮>リ・ハナさんインタビュー4 「脱北者」と言えない悩み
■ <脱北者に聞く北朝鮮>リ・ハナさんインタビュー5 戦争挑発の被害者は民衆
■ <脱北者に聞く北朝鮮>リ・ハナさんインタビュー6 日本でアイデンティテイに悩む

【2013年1月刊・書籍】
日本に生きる北朝鮮人 リ・ハナの一歩一歩 (リ・ハナ著)
日本入りした脱北者として初めて大学生になった若き女性が、日本の暮らしに戸惑い、格闘する日々を綴った、笑いあり、涙ありの人気ブログが単行本化!
大学生活、友情、恋愛、故郷や家族の思い出、そして北朝鮮のことも率直に語ります。
書籍詳細 >>>
◇ リ・ハナ ツイッター HasnaLee090

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