イラク 中東地域 インタビュー イスラム国 〔イラク〕第1部「イスラム国」戦闘員インタビュー(2)ジハード信じ前線へ だが戦闘で恐怖に震えた(2/3) 2015.04.28 玉本英子 ◆日本人の人質について聞いたことはあるか? アリ:ない。人質事件も知らなかった。 モスル近郊にはイラク政府軍の空爆やペシュメルガ部隊による砲撃が行われている。IS拠点だけでなく民家にも着弾し、民間人の犠牲も絶えない。モスルIS映像よりモスルへの空爆や砲撃では子どもにも犠牲者が出ている。ISは繰り返しこうした映像を公表している。モスル IS映像よりモスルをはじめとするニナワ県はイラク北部に位置し、アッシリア人など多くのキリスト教徒が暮らしてきた。昨年、ニナワのほぼ全域を制圧したISは、支配地域でキリスト教徒を追放し、教会を次々と破壊している。ニナワ県 IS映像よりアッシリア帝国やシュメール時代の古代遺跡も爆破、解体されるなどし、文化遺産への被害も深刻だ。ニナワ県 IS映像よりISには世界各地から外国人戦闘員が参加する。思想的に過激な者が多い。写真はニナワ県の部隊の東洋系の戦闘員と見られる。ニナワ県 IS映像より <<<イラク>「イスラム国」戦闘員インタビュー1 へ │「イスラム国」戦闘員インタビュー3 へ>> <玉本英子のシリア報告><玉本英子のイラク報告> 1 2 Facebook postはてブLINEPocketFeedly