町のコーヒスタンド。(8月中旬・イドリブ県南部カフェルヌブル:撮影・ジャベール・アル・バクリ)

 

子どもたちの多くは学校へ行っていません。現在、戦闘の影響でイドリブ県では全体の7割が休校だといわれます。そのため他の地域より教育水準は低下しているでしょう。親はもちろんのこと、子どもたちは、将来が心配でならないようです。

イドリブでおもに起きているのは、アサド政権派の民兵と、イドリブの反体制武装諸派との衝突です。砲撃で建物が破壊され、多くの市民が犠牲になっています。そのため、比較的安全と思われるトルコ国境近くの県西側に避難する人たちが増えています。このあと政府軍の作戦が本格化すれば、どうなるのか、市民の犠牲がさらに増えるのではないかと不安です。(つづく)

<シリア>政府軍によるイドリブ奪還戦迫る 現地記者に聞く(2) 県民のおよそ半分が郊外へ避難か(写真4枚+地図)

ジャベール・アル・バクリ氏(29歳)はハーンシェイフンを拠点に、イドリブ一帯で取材活動を続ける。(2015年撮影)