(参考写真)強制労働現場にむけて行進させられる「労働鍛錬隊」の収容者たち。2005年6月リ・ジュン撮影(アジアプレス)

(参考写真)強制労働現場にむけて行進させられる「労働鍛錬隊」の収容者たち。2005年6月リ・ジュン撮影(アジアプレス)

 

――それでも「70日戦闘」は短期間に成果を出すことが目的なので、なにか成果が予測できるでしょう?

いったい、どんな成果が現れるというんですか? 米の値段が下がれば成果があったと言えるかもしれないですが。電気も来ない、水道も出ない。「70日戦闘」でご飯が出るわけでもない。10日分の配給出すから無条件に出勤せよと言っているけれど、どれだけやったって成果なんてありませんよ。

――「70日戦闘」の何が一番困りますか?

毎朝、出勤しろ、労働動員に出ろと騒ぎ立てることです。さらに子供たちにまで、学校からあれ出せ、これ出せといわれています。無料教育なんて言うだけで、「月謝金」どころか「日謝金」を納めなければならない、と言い合っているほどです。

※「70日戦闘」とは短期集中の増産運動で、党大会前にあらゆる職場で生産計画の早期達成、超過達成が求められている。今回は2月24日に始まった。

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