街角に貼られていた警察の布告文。中国との国境河川に近づく者は銃撃するという内容。2020年8月末、写真アジアプレス

◆流出文書は「写メ」が主流

2020年1月、金正恩政権は新型コロナウイルスの流入を遮断するために国境を封鎖し、中国をはじめ外国との人の往来はほぼ完全に止まった。警備強化で中国との国境での密輸もほぼ根絶された。物理的に文書が紙の形で中国に搬出されることは不可能になった。

アジアプレスも含め、最近公開された内部文書は、北朝鮮国内で撮影されてメールで届けられたものしかないだろう。

※北朝鮮政府は「朝鮮民主主義人民共和国機密法」を定めて、文書の管理保管を厳しく統制してきた。その第2条で「機密対象は重要性によって<絶対秘密>、<秘密>、<機関内に限る>に区分する」とある。

※アジアプレスでは中国の携帯電話を北朝鮮に搬入して連絡を取り合っている。

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