カブール市内のハマム(公衆浴場)にたむろしている売春婦。仕事を終えたあと、毎日ここにやってくる。(2002年3月撮影:玉本英子)

たいていはホテルか男たちが用意した部屋へ連れていから、男たちの前で踊りをおどってから、かれらの相手をする。
ひとりで数人の男の相手をすることも少なくないという。

避妊具が普及していないアフガニスタンで売春婦たちのほとんどは避妊をしていなかった。
妊娠すれば闇の医者にお金をわたして堕ろすか、子どもを産むかのどちらかだという。

病気は大丈夫なのかと私が心配すると、「終わったあとに、ここをお酒で洗うから大丈夫よ」とひとりが足をひろげて手で股を洗うしぐさをし、あっけらかんと笑った。
私はここでザルミーナと同じ刑務所にいたという売春婦に偶然出会った。
名前はマリアム(37)という。

パーマをかけた黒髪に、白い肌。そして真っ赤な口紅に、濃いアイライン。
豊満なからだにまとったフラメンコの踊り子のような赤いドレスがなまめかしい。
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