第4回 寺洞市場に向かう 溢れる中国製品
カメラは寺洞(サドン)市場に向かう。多くの人が吸い込まれるように入っていく市場はかなり規模が大きい。市場の中は歯ブラシや石鹸、タオルといった雑貨から食糧品まで、ありとあらゆる物が溢れている。だが、ほとんどの軽工業品は北朝鮮で作られたものではなく中国製品なのだという。
(撮影 リ・ソンヒ 平壌・寺洞区域 2008年12月 02分02秒)

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寺洞区域は平壌市の中心を流れる大同江(デドンガン)の南東側に位置する。区域には取り立てて高い建物もなく、四~五階建てのアパートがぽつぽつと建つ程度だ。道路も未舗装が多くインフラも整っておらず、平壌の中では遅れた地域の一つに数えられている。
二〇〇七年まで隣の船橋(ソンギョ)区域で生活していた脱北者によると「平壌の人間であっても、寺洞区域に住んでいるというと『村から来た』と言われる」のだという。平壌では郊外・外れのイメージが強い、労働者の居住地区である。

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