2015年、ISはイラク・アンバルで完成間近のスタジアムを爆破。イラク軍が拠点に使うのを妨害する意図があったとみられる。(2015年7月・IS写真)

 

サッカー・スタジアムも被害を受けている。イラクでは2015年、完成目前だったアンバル・スタジアムがISによって爆破された。

昨年にはシリア・デリゾールで政府軍の弾薬備蓄場として使われていたスタジアムに、ISドローンが爆弾を投下し、備蓄弾薬が大爆発を起こしている。

サッカー選手も犠牲となっている。ISは、シリア・ラッカではスパイ活動をしていたなどとして、地元サッカー選手ら5名を公開斬首し、殺害した。処刑を見に集まった群衆のなかには子どもの姿もあった。

ISの「国家宣言」から4年。いまISは支配地域を大きく失い、壊滅寸前ともいわれる。だが、戦火や混乱は収まったわけではない。シリア・イラクで故郷に帰れず避難民となったままの住民は数百万にのぼる。