【イラク・クルディスタン地域】 こちらはイラク・クルディスタン地域の避難民キャンプ。6月に制圧されたイラク第2の都市モスルからの脱出民に加え、8月のシンジャル攻撃でさらに避難民は急増。ヤズディ教徒だけでなく、イスラム教徒、キリスト教徒、トルコ系住民など避難民は数十万におよぶ。キャンプはどこも収容限界を超えていた。モスルに比べて物価の高いクルディスタン地域では、キャンプに入れない避難民が家を借りるにも経済的な負担が伴う。地元当局や国際機関の支援も行き届かない状態で、住居、食料、就労、子どもの学校などさまざまな面で影響が出ていた。避難民にのしかかるストレスに加え、地元住民との摩擦も生まれ始めていた。写真のキャンプはクルディタン地域のザホー郊外で撮影。テントにはUNHCRの文字が見える。(イラク北部・ザホーで 9月・玉本英子撮影)

【イラク・クルディスタン地域】 こちらはイラク・クルディスタン地域の避難民キャンプ。6月に制圧されたイラク第2の都市モスルからの脱出民に加え、8月のシンジャル攻撃でさらに避難民は急増。ヤズディ教徒だけでなく、イスラム教徒、キリスト教徒、トルコ系住民など避難民は数十万におよぶ。キャンプはどこも収容限界を超えていた。モスルに比べて物価の高いクルディスタン地域では、キャンプに入れない避難民が家を借りるにも経済的な負担が伴う。地元当局や国際機関の支援も行き届かない状態で、住居、食料、就労、子どもの学校などさまざまな面で影響が出ていた。避難民にのしかかるストレスに加え、地元住民との摩擦も生まれ始めていた。写真のキャンプはクルディタン地域のザホー郊外で撮影。テントにはUNHCRの文字が見える。(イラク北部・ザホーで 2014年9月・玉本英子撮影)

【イラク・クルディスタン地域】 キャンプに入れず、町の学校や集会所に身を寄せる人びとも多い。学校は夏休みが過ぎても休校状態が続いていた。避難民たちは肩身の狭い思いをしながら暮らしている。この集会所は敷地が狭いため、男性たちは外で寝るという。町を奪われたうえに、避難先では仕事のあてもなく、不安を抱えていた。(イラク北部シャリヤで 9月・玉本英子撮影)

【イラク・クルディスタン地域】 キャンプに入れず、町の学校や集会所に身を寄せる人びとも多い。学校は夏休みが過ぎても休校状態が続いていた。避難民たちは肩身の狭い思いをしながら暮らしている。この集会所は敷地が狭いため、男性たちは外で寝るという。町を奪われたうえに、避難先では仕事のあてもなく、不安を抱えていた。(イラク北部シャリヤで 2014年9月・玉本英子撮影)

【イラク・クルディスタン地域】 日本のNGOも避難民への支援活動をおこなっている。NGO団体ピースウィンズは、生活にはかかせない水タンクや調理用ガスなど支援していた。写真はドホークの小学校校舎で生活する避難民。(イラク北部ドホークで 9月・玉本英子撮影)

【イラク・クルディスタン地域】 日本のNGOも避難民への支援活動をおこなっている。NGO団体ピースウィンズは、生活にはかかせない水タンクや調理用ガスなど支援していた。写真はドホークの小学校校舎で生活する避難民。(イラク北部ドホークで 2014年9月・玉本英子撮影)

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