モスル市内を巡回する宗教警察(ヒスバ)。茶色のベストには、「イスラム国・ニナワ県・ヒスバ」と書かれている。宗教道徳の指導や犯罪者処罰、礼拝呼びかけ、タバコ、酒、楽器類、同性愛者の摘発、商品の消費期限チェックなども含め任務活動は多岐に及んだ。(2016年・IS写真)

IS支配下のモスルで2015年に建設されたアブ・オマル・バグダディ・モスク。アブ・オマルはイラク・イスラム国(ISI)時代の指導者で、2010年、米軍・イラク軍の作戦で死亡。その後を継いだのがアブ・バクル・バグダディ。(2016・IS写真)

IS支配下のモスルで2015年に建設されたアブ・オマル・バグダディ・モスク。アブ・オマルはイラク・イスラム国(ISI)時代の指導者で、2010年、米軍・イラク軍の作戦で死亡。その後を継いだのがアブ・バクル・バグダディ。(2016・IS写真)

 

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(9終) IS去ったモスルのこれから(写真9枚)
(8) 当初、ISを受け入れたモスル住民も~「気づいたときは遅かった」(写真12枚)
(7) IS支配下での礼拝とモスク(写真8枚)
(6)「モスル解放」のなかであいつぐ報復(写真11枚)
(5) 衛星テレビ視聴禁止布告~住民統制強まる(写真14枚)
(4) 学校での洗脳恐れ、通学やめさせた家庭も(写真9枚)
(3) 宗教警察が社会統制(写真10枚)
(2)シーア派やキリスト教徒住民への迫害(写真7枚)
(1)たった数日間の戦闘で町のすべてを支配(写真7枚)

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〔イラク現地報告〕イスラム国(IS)支配下のモスル住民に聞く(1)「戦闘員は宗教とはかけ離れた人たち」

 

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