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北朝鮮北部の両江道(リャンガンド)で最近、浄水施設の不備から水質が悪化し、水道水を飲んだ多数の人が激しい下痢を発症し大きな問題になっていることが分かった。大腸炎で入院する人が急増しているという...
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近年、北朝鮮で「企業責任管理制」が本格的に推進され、企業の自律性が高まる中で、制度の隙に入り込んだトンチュ(金主の意)が富を増やしている。彼らはいったいどのような手法で利益を上げているのか...
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国家の流通独占と並んで、この数年の北朝鮮経済における大きな変化は「社会主義企業責任管理制」の定着である。「企業責任管理制」は、計画の立案から生産、価格決定、販売、収益の処分に至るまで、企業の経営権を大幅に拡大することで生産性を高めようとする...
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新型コロナウイルスのパンデミックを契機に、北朝鮮は従来の市場中心の流通構造を国家管理に全面的に再編しつつある。この過程で「トンチュ」(金主の意)は大挙して没落したのだが、最近、こともあろうに国家流通網に介入して利益を得る新たなトンチュ勢力が...
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2017年の国際社会の対北朝鮮制裁強化で打撃を受けた「トンチュ」(金主の意)だったが、新型コロナウイルス防疫のための国境封鎖は、追い打ちをかけることになった。そしてさらに多くのトンチュに退場を余儀なくしたのは、金正恩政権が断行した強力な反市...
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北朝鮮の市場経済を語る際に、誰もが重要なプレーヤーとして刮目した「トンチュ」(金主の意)。彼らは1990年代半ばからの大社会パニック期=「苦難の行軍」を機に出現した新興富裕層であり、また市場経済を拡大、成長させた原動力でもあった。物資の流通...
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ウクライナ東部、ドネツク州ポクロウシク(ポクロフスク)。兵員と物資輸送の拠点となってきたこの町をめぐって、ロシア軍とウクライナ軍の激しい攻防が続く。その戦闘に自衛隊車両が投入されている。 第157独立機械化旅団には、1/2トントラック(三菱...
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6年前の第7回アフリカ開発会議(TICAD7)でサハラ・アラブ民主共和国(SADR)の代表団(以下、西サハラ代表団)が初来日したが、会議場で発言の機会は与えられなかった。今年開催のTICAD9では、日本の圧力によって会議場以外での発言機会も...
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